2017年11月09日

ペットシツターを知っていますか

ペットシツターに関する本の内容をもくじ&はじめにで探すなら

☆ タイトル 預けるるから来てもらうへ!ペットに優しい留守番サービス
  ペットシツターを知っていますか

※ はじめに

「ペットシッターという仕事をしているんですよ」
 そう紹介して、すぐにわかってくださる方はほとんどいません。「飼い主さんのお宅でペットのお世話をするんです」 と説明し、「つまり、ペット版のベビーシッターですね」

 とつけ足したあたりで、「へえ〜」 という驚きと感心の混じった声が返ってきます。そうして納得して頂いたあとは、興味を持って仕事の中身を聞いてきて下さいます。このように、多くの人がその存在を知らず、一度知ると大いに興味を持ってもらえるのが、ペットシッターという仕事なのです。

 メディアに取り上げられる機会が極端に少ないため、ペットシッターに関する一般的な情報はほとんど流通していません。僕がこの仕事を始めた頃はさらに情報は少なく、得られる知識は僅かなものでした。どんな業種であってもそれに関する専門書がいくつか存在するものですが、ことペットシッターに関しては役立つ書物は一冊とてなく、それは開業して10年以上たった今でも変わりません。
 だったら自分で書いてみよう。

 僕がこの本を書こうと思ったきっかけの一つはそこでした。とにかく、ぺットシツターという有益なサービスがあることを、可能なかぎり多くの人に知ってもらいたいと思ったのです。

 ペットの飼い主さんでも、ペットシッターの存在を知らない方がまだたくさんいらっしやいます。また、知っていたとしても、「私はペットホテルに預けるから」 という方もたくさんいらっしやいます。もちろんペットホテルや獣医さんに預けるメリットはありますので一概には言えませんが、まずはペットシッターがどういうものかを知ってもらった上で判断してほしいと思うのです。

 ペットの預かりで一番問題になるのは、預け先で体調を崩すペットが多くいることです。僕自身、以前に猫を飼っていて、旅行中や帰省時などにはペットホテルに預けていましたが、戻ってきた時にはいつもやせ細った無惨な姿になっていました。聞けば、ケージの中でずっと鳴いていて、ろくにご飯も食べないとのことでした。いつもそれで頭を悩ませていましたが、あきらめるしかありませんでした。他の手段を知ら
なかったからです。こうした昔の僕と同じような飼い主さんに向かって今、声を大にして伝えたいのです。
 「ペットシッターつていう選択肢もあるんだよ!」と。
 本書を書こうと思った二つ目の理由は、ペットシッターという職業に就く人をもっと増やしたいということです。もちろん、我がペットシッター・ジェントリーで働きたいという人が増えるに越したことはありませんが、そうでなくても、全国にペットシッターはまだまだ少ないのが現状です。関東圏を除けば、大都市でさえぽつりぽつりと散見される程度です。くわえて、個人事業主として一人で営業されているお店がほとんどで、長くは続けられないことが多いのです。

 以上、二つの目的を同時に満たすため、なるべくわかりやすく、ペットシッターという仕事を紹介してみたいと思います。ただし、ここでご紹介するのはあくまでも僕のやり方や考え方ですので、概略としてはペットシッター共通のものと思って頂いても大丈夫ですが、業者さんごとに細かい相違点があることをご留意ください。

 そして、この本を読み終える頃には、ペットの飼い主さんはペットシッターを試してみようかなと思い、ペット関連の仕事を目指す人はペットシッターを検討してみようかなと思う、そうなってもらえればとても嬉しく思います。
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posted by ゆー at 09:20| Comment(0) | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月05日

posted by ゆー at 09:33| Comment(0) | 科学・化学」・物理・生物学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

ヒトはなぜ病み、老いるのか−寿命の生物学

寿命に関する本の内容をもくじ&まえがきで探すなら

☆ タイトル ヒトはなぜ病み、老いるのか−寿命の生物学

※まえがき

 健康と体力だけには絶対の自信があった。友人から「輝くような健康が羨ましい」と言われたこともあるほどだ。自分でも「風邪などひかない」と豪語してきた。実際、成人になってから本格的な病気をしたことがない。せいぜい人間ドックで大腸ポリープが発見され、内視鏡手術を受けたくらいだ。しかし、2011年秋に勝胱ガンが発見された。日本人男性の2人に1人がガンにかかる、3人に1人はガンで死ぬという事実は知識としては知っていたが、まさか自分がその中に入ろうとは夢にも思わなかった。

 まだ初期だったので、適切な治療をすれば完治するだろうと思い、「BCG注入治療」というものを受けた。毎週1回、尿道を通じて勝胱内に弱毒化した結核菌を注入し、免疫を活性化させてガン細胞を除去する方法だ。治癒率は70%ということだった。小学生の時に、痛い思いをして注射されたBCGは、もう死語になったと思っていたが、実際には医療現場で使われていることをその時初めて知った。

 しかし、そのつらいBCG注入治療もあまり効果がなく、結局勝胱・前立腺・尿道の摘出を受けることになった。膀胱がなくなつたので、「回腸導管」という人工尿路を作り、右腹部に尿バッグを装着しての生活が始まった。幸い、手術後の経過はすこぶる順調で、体力も気力も回復し、スポーツもできるし、雪国の宿命である「雪かき」という重労働もできるまでになつた。  

 しかしその4年後、今度は大腸ガンが発見された。以前の膀胱ガンの再発や転移ではなく、新しいガンが発症し、やむなく摘出手術を受けた。というわけで予期せぬことが起こるのが人生だろう。

 思わぬガンになつてから人生観が少し変わった。それまでは自分の力で生きてきたと思っていたが、今は「生かされている」という気持ちを強くもっている。これまでの考え、自分の力で生きてきたという考えがいかに不遜だったか、と思い直している。

 今の世の中は情報社会だから、健康に過ごす方法、ヒトとしての快適な生き方、老後の過ごし方、認知症にならない方法、メタボ対策、ガンの民間療法など膨大な情報が流布している。その多くはいわゆるハウ・ツーもので、病気や老化、寿命の問題を科学的な背景にまでせまって解き明かしたものは少ないように思う。私は生物学が専門だから、ヒトも間違いなく生物の一種であり、生物進化の流れに沿って生きていると思っている。この本では遺伝子と進化の側面を強調しながらヒトの誕生から死までを考え、生も死も生物進化の論理から一宇えば当たり前であることを述べる。
                 
 私は高校時代からの友人・安岡啓氏から誘われて、札幌学院大学の市民向け講座「人間理解学講座」を2人で担当する機会をいただき、ここ数年続けてきた。2015年には、「体の病、心の病」、2016年には「老化と寿命」.というテーマで話をした。この本はその時の話を中心にまとめたもので、内容の一部は安岡著さんの諸に大きく触発されている。いかに生きるかは大変難しい問題で、一介の生物学者が答えを出すことなどはできないが、この本では身近にある生・病・老・死の問題を科学的に考える。なぜヒトは病気になるのか、なぜ
ヒトはガンになるのか、遺伝子の病気とは何か、老化のしくみにはどのようなものがあるか、寿命はどうやって決まるのかを章を迫って考えていく。

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posted by ゆー at 09:40| Comment(0) | 医学・病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

エビ・カニの疑問50

エビ・カニに関する本の内容をもくじ&はしがきで探すなら

☆ タイトル エビ・カニの疑問 50

※ はしがき

 地球上には非常に多くの動物が棲んでいて,研究の進展とともに,まだまだ数多くの新種が見つかっています。2016年に発行された無脊椎動物の大きな教科書であるInvertebrates(3rd Edition)(Richard C Brusca,Wendy Moore,StephenM.Shuster著)によると,動物の総種数はおよそ150万種となっています。このうち節足動物門が125万7000種で全体の約82%を占めています。そのなかで一番多いのが昆虫で80万種以上が知られていて陸上で大変に繁栄しています。一方海洋においては,全海洋生物のおよそ20%が甲殻類で,6万7000種以上が知られ,大変に多様性の高い分類群です。つまり地球は,動物の種数からいえば節足動物の星であると言えましょう。

 甲殻類と言うと食卓にのぼるエビやカニ,子どもの頃に遊んだザリガニ,金魚に食べさせるミジンコ,庭にいるダンゴムシなどを思い浮かべるかもしれませんが,大きさ,形態,生息場所,生態などは非常にさまざまです。大半の甲殻類は海洋に棲んでおり海岸から深海まで分布しています。また,川や湖にるものもいますし,陸上にもいます。他の生物に共生,寄生して暮らしているものもいます。自由に動き回るものもいますし,フジツボのように岩に固着して動かないものもいます。海洋の大半の甲殻類は変態するので,親と子では似ても似つかぬ形をしているものが多く,それらの幼生は,よく食用のシラス干しのなかにまぎれこんでいます。

 この本では,こうした甲殻類の興味深い特徴を,最新の研究成果をもとに,気鋭の甲殻類学者が執筆しています。この本が甲殻類に対する興味を持つきっかけになれば幸いです。

 なお,この本は編集を日本甲殻類学会が担当しています。こ
の学会は甲殻類学の進歩と普及を図ることを目的として1961年に発足しました。年1回の大会を開き,専門の学術論文を掲載する英文の学会誌“CrustaceanResearch”,会員相互の意見や情報の交換,和文の研究報告などを掲載する“Cancerを発行しています。会員は専門の研究者ばかりでなく,アマチュアも多く参加されています。この本を手にとられた方はぜひ,学会員になっていただき.大会に参加されたり,学会誌に投稿されたりすることを希望します。詳しくはホームページ(http://csjwebsite4.webnode.jp/)を参照してください(「日本甲殻類学会」で検索できます)。
平成29年8月
                                   日本甲殻類学会会長
                                 京都大学瀬戸臨海実験所
                                        朝倉 彰

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posted by ゆー at 08:30| Comment(0) | 物理・科学・生物学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

「受けたい介護」がすぐわかる手続き便利帳

介護に関する本の内容をもくじ&はじめにで探すなら

☆ タイトル 「受けたい介護」がすぐわかる手続き便利帳 

※ はじめに

 ある日突然、必要になる、介護。
 介護保険制度は、介護が必要な方々の経済的・精神的・肉体的負担を軽減してくれる、
とても良い制度です。
 しかし、その仕組みは、なかなか複雑です。

 誰しも、初めて介護と向き合うときは、何から始めればよいかわからず、途方に暮れてしまうもの。いざ介護保険を利用しょうと思ったとき、「『訪問介護サービス』で、ヘルパーさんにどこまで何を頼めるのか?」 「施設に入ったらお金はいくらぐらいかかるのか?」 など、疑問が次々と湧いてくることでしょう。
 実は、介護は情報≠竍手続き″との闘いでもあります。
 どんな介護サービスをどう選べばいいのか、必要な手続きを適切かつスムーズに行うにはどうすればいいのか、それらがわかっていれば、不安な気持ちも日々の負担も必ず軽くなります。

 本書は、介護保険を利用する方にとって必要な情報を、できるだけシンプルに、かつわかりやすくまとめたものです。介護保険を利用するとき、まず何から始めればいいのか、手続きはどこでどのように進めればいいのか、それぞれの介護サービスの内容はどうか、そして、介護サービスを受け始めたあとの負担軽減策や注意点までを、順を追って解説しています。

 私は、中学生時代に野球の試合で足を負傷してしまい、修学流行に松葉づえと車いすを使って参加しました。その時代はバリアフリーなんてありません。段差だらけです。それでも、優しいクラスメイトが介護してくれて、無事修学旅行を楽しむことができました。これが、私が福祉の仕事を目指すことになったきっかけです。 その後、福祉について学び、22年間にわたって福祉や介護の仕事に従事してきました。

 そうした経験を踏まえ、このたび、本書の監修にあたりました。みなさんの介護に関する疑問や不安が少しでも軽くなることを、心から祈っています。

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posted by ゆー at 09:16| Comment(0) | 介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする